どんどんアイディア商品が出てくる文房具業界。
今回は書類をファイルにしまう前に行う、穴あけ作業につかう文房具「穴あけパンチ」を見ていこう。
※今回紹介するのは2穴パンチのみ。
最近の穴あけパンチの特徴
まず簡単に最近の穴あけパンチの機能や特徴、選び方を見てみよう。
必要なのは「わずかな力」
びっくりするくらい力が要らない。
簡単にさくっと穴が開くので、力んでずれてしまう事もないし、大きな音がなる事もない。
紙セット時のゲージ
昔はいちいち紙を半分に折って跡をつけてから穴あきパンチにセットしていたが、今はゲージがついていて、紙の大きさに合わせて簡単にセットできるので余計な手間いらず。
(小さい穴あけパンチについては今も真ん中に折り目をつけなくちゃいけない。)
選ぶポイント
選ぶポイント・選ぶ上で最低限考えておく事は以下の事。
- 一度に穴あけできる枚数
- 1枚当たりに開く穴の数
同時に穴を開けることが出来る枚数が多ければ多いほど、パンチも大きくなってくる。
パンチが大きくなると「テコの原理がより効いて穴を開ける力が最小限で済むこと」、「ダブルワイドゲージ(セットするためのやつ)が付く事」といった利点もある。
また、1枚あたりに穴が何個開くのかは、自分が使うファイルの種類によって決める。
大抵は2穴だとは思うが、30穴とかもある。
今回は2穴のパンチを取り上げる。
おすすめ穴あけパンチ
16枚まで同時パンチ可能
小さくコンパクトでよく見る一般的なタイプ。
このシリーズ、なんと従来の50%の力で穴を開けることができる。
プラス パンチ フォース1/2 2穴 穴あけ枚数16枚 PU-816A ブラック 30-697
見た目もスタイリッシュでかっこいい。
16枚と30枚と52枚の3種類あるので、16枚を個人用、30枚を部署に1つ、52枚をフロアに1つ、というような分け方をするのも面白いだろう。
試しに16枚を買ってみて使い勝手が良かったら、追加で購入するのもありだと思う。
45枚まで同時パンチ可能
これは実際に俺が会社で使っているパンチ。
驚くほど簡単にサクッと穴があけられるのでおすすめ!
でもなぜかアマゾンでは現在取扱されていない。残念。
50枚まで同時パンチ可能
用紙セット時のダブルワイドゲージが特徴。簡単に中央に合わせることができる。
使用しない時にはロックをかけてコンパクトになって場所を取らない。
70枚まで同時パンチ可能
実際に俺の会社で使っている。
一度に大量に穴を開ける場面は意外とあるので、かなり活用している。
穴を開ける際は「先が鋭利になっている棒状の刃物で力づくであける」様な感覚。
「サクッ!」と穴が開いて気持ちいいが、力が要るので女性は大変かもしれない。
まあでも体重を乗せて使えば誰でも簡単に出来る。
力をかけるからしょうがないのだけど、少し穴を開けた書類にシワがよってしまうのが、改善点かなと思う。
切れ味が悪くなってきたなと思ったら刃の交換が可能。
替え刃の装着は簡単にできるので、かなり良製品。
評価高し。
200枚まで同時パンチ可能
ここまで来ると、完全に個人用ではなく業務用だ。
会社に1個はほしいが、ここまで同時に穴を開けるパンチとなると、値段もそれなりに高くなってくる。
用紙中央合わせはダブルゲージで簡単にできる。
最後に
同時に穴を開けることができる枚数は、多くて300枚近く可能なものもある。
時には必要な時もあるだろうが、俺の会社で300枚同時に穴を開けることは滅多にない。
だから値段の割に使う場面が少なく、元を取れなさそう。
購入予定の人は、日々どれくらいの枚数を同時に穴を開けているのか、どのくらいの頻度で使うのか、バランスを考えた方がいいだろう。
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