ドライヤー選びは「何を求めるか」によって変わってくる。
ドライヤーに求めることは以下の2つに分かれると考える。
- 「とにかく速く乾かしたい」
- 「髪にまとまりやツヤを出したい(主に女性だと思う)」・・・つまり「髪のケアをしたい」
それぞれ目的に合ったおすすめドライヤーを見ていこう。
おすすめドライヤー(速く乾かしたい人)
髪を速く乾かすには以下の2つの手段がある。
1つ目は「温度の高い熱風をかける」
2つ目は「風量をあげる」
しかし1つ目の「温度の高い熱風をかける」という方法を使うと、乾くのは速いが髪がボロボロになる。
どういうことかというと、高温の風をかけ続けると髪の表面を覆っている「キューティクル」という層が破壊されるのだ。
「キューティクル」が破壊されると、「枝毛」になったり「ツヤ」が失われる。
なので髪をケアしながら素早く乾かすベストな方法は、「あまり高温にしすぎず大風量を出す」ということだ。
そこでおすすめのドライヤーはコレ。
「ダイソン」が2016年に初めて出したドライヤーを1年後に改良した《2017年型》だ。
ポイントとしては「数あるドライヤーの中で一番風量がある」ということだ。
一般的な風量が1.3m3/分であるのに対し「ダイソン」は2.4m3/分と飛びぬけている。
以下の様な「温度と風量の組み合わせ」で、最適なドライヤーがけが可能。
高温(温度3)+弱風(風量1)=100℃
高温(温度3)+中風(風量2)=88℃
高温(温度3)+強風(風量3)=78℃
中温(温度2)=62℃
低温(温度1)=45℃引用:価格.com(http://kakaku.com/item/J0000024548/spec/#tab)
「高温(温度3)+強風(風量3)=78℃」が髪にダメージを与えず速く乾かす一番の方法。
時間をかけて良いなら「低温(温度1)=45℃」でゆっくり髪を乾かすことによって、髪を傷めづらく地肌にやさしく、ダメージを与えない。
また2017年版から100℃が追加された(100℃が髪にダメージを与えない最大温度と言われている。)
デメリット
速く乾かすことに特化しているこの「ダイソン」のドライヤーだが、デメリットもある。
1つは値段が高い事。
髪のケアを特に気にしない人にとっては低温機能は全く必要ない。
「高温」+「風量多め」の安いドライヤーを選べばいい。
2つ目は「ダイソン」のドライヤー《2017年版》にはマイナスイオンがついていない。
《2016年版》にはついているんだけど・・・
※マイナスイオンは「静電気や紫外線が髪に与える影響を抑えることができる」と言われている。
おすすめドライヤー(髪のケアをしたい人)
お次は、乾かすスピードよりも髪のケアを重視している人向け。
「マイナスイオン」を発生させるドライヤーはよくあるが、今回はパナソニック製品の「ナノイー」に注目した。
「マイナスイオン」とは放電によって発生する「マイナスの電気を帯びた酸素と空気中の微小な水が結合したもの」だが
「ナノイー」はマイナスイオン(中性)とは違う弱酸性で、含まれる水分量がマイナスイオンの1000倍だ。
「ナノイー」が発生することによって、しなやかでまとまる髪となる。
引用元:Panasonic公式サイト(ナノイーとマイナスイオンとはどう違うのですか?)
さらに「ナノイー」以外にも「ダブルミネラル」の発生により、「摩擦ダメージや紫外線に強い髪」になる。
(※「ダブルミネラル」とは2つの亜鉛電極から発生されるミネラルマイナスイオンの事)
このドライヤーは何が良いかをまとめると
- 「ナノイー」「ダブルミネラル」により摩擦や紫外線に強い髪へ
- 「ナノイー」によって地肌に潤いを与え、地肌の乾燥を抑える
- 「ナノイー」によって皮脂を抑える(余分な皮脂と周辺の水分が混ざりやすくなるため)
また「キューティクル」(冒頭でも説明した)を髪に密着させるので、「まとまる髪」となる。
さらに
「ナノイー」イオンチャージPLUSパネルが髪にたまったマイナスの電気をパネルに引きつけて逃がすことで、マイナス同士の反発が減り、しなやかさとまとまり感がアップ。
もはや「ナノイー」が最強すぎる。
デメリット
敢えてデメリットを挙げるとすれば
「風量が少ない事」と「風の温度が高い事」
風量が少ない
風量:1.3㎥/分(ターボ時)。
ダイソンの製品と比べれたら一目瞭然。
風の温度が高い
「温風温度:ホット時:125℃」で結構高い。
これだけ高いと髪へのダメージがあるのでは、と心配になる。
しかし「スカルプモード時:60℃」という低温モードも兼ね備えているので安心だ。
最後に
おすすめのドライヤーを2つ紹介した。
「目的に合わせて選ぶことが重要だ」という事が良く分かったと思う。
ちなみに俺は「乾く速さ」を重視しているので「ダイソン」のドライヤーがほしい。
遠赤外線を使ったドライヤーもあるので、最後に紹介して終わろうと思う。
このドライヤーのメリットは、価格が安い事。
さらに最大の特徴としては「遠赤外線」だ。
遠赤外線が体の深い部分まで到達すると「体の芯を温める→新陳代謝が上がる→肩こりが改善する」などの効果が期待できるんだとか。
さらに、「頭皮の血行促進→新陳代謝アップ→育毛効果あり」なんてことも書いてある。(本当か?)
「遠赤外線を使うと短時間で乾かすことが出来る」と書いてあるが、実際に測ったわけではないので鵜呑みにできない。
おそらく風量で圧勝の「ダイソン」のドライヤーの乾かす速度がNo.1だ。
まあってことで俺はやっぱ「ダイソン」。
今日はそんな感じ。
そいじゃ!
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