子どもと遊ぶのが苦手な人って意外といると思う。
正直俺はむちゃくちゃ子供と遊ぶのが得意だ。
だから今回は子供と遊ぶ極意、遊び方を紹介しようと思う。
子どもとの遊び方
先に結論を書いちゃうんだけど、子供と遊ぶのが苦手っていう人は、結局は「自分のペースに持ち込めていない」んだと思う。
子どもがすることに大人が振り回されるような形になってしまっているわけだ。
それだと面白くないよね。じゃあどうするか。
自分が楽しむ
まずは自分が楽しむことが一番だ。
自分が興味ある事をしないとそりゃ詰まんないのは当たり前。
だから何とか自分のペースにもっていくのだ。
ここで1つ俺の自分のペースに持っていった実例を出そう。
ドラえもんで掴む
俺には姪っ子がいる。
嫁の弟の子供で、名前はちび(仮名)。
ちびは来年小学校に入学するピチピチの5歳女の子で、このくらいの歳の子供にしてはおとなしい方だと思う。
そんなちびに「友達」認定された俺(29歳既婚)の話。
ちびと会ったのは、今の嫁と結婚が決まってからなので、2年程前の夏だった。
結婚の報告も兼ねて嫁の親と嫁の弟夫婦とバーベキュー。
はじめて会うのでちびは緊張していていたのだが(もちろん、俺も嫁家族に緊張していた)、「ドラえもんのポケット作戦」を使うとどんどん29歳おじさんとの遊びに夢中になっていった。
「ドラえもんのポケット作戦」とは・・・ドラえもんのポケットを使った遊びで、ただ俺のかばんを四次元ポケットに見立ててドラえもんになりきるだけ。
嫁の家は昔から皆で集まる事が多かったようで、俺と嫁が結婚してからも嫁の実家に集まる事が多々あった。
嫁の弟家族もいてちびは俺を見つけると、いつも寄ってきた。「ドラえもんのポケット作戦」はコミュニケーションの掴みには十分すぎたようだ。
ってことで自らも楽しむことで、時間はあっという間に過ぎるし、子供も夢中になってくれて楽しいってわけ。
創作ゲームやスマホアプリで興味を引かせる
俺はそこら辺にあるものを使ってすぐにゲームを始めてしまうのだが(適当)
3~6歳くらいまでの子供ならすぐに夢中にさせることができる。はず。
実は、闇雲にゲームっぽいことをやればいいのではなく俺の中でルールがある。
「俺も楽しめるゲームをする」ということだ。
そんなこんなで、嫁の父さんが買ってくるアンパンマンのおもちゃを時には使ったりして、ちびを楽しませる。そして俺も楽しむ。
この遊びの楽しさは俺とちびにしかわからない。ふたりにしか楽しさがわからないゲームを選んでおこなっているんだから当たり前だけどね。
そんな俺でもネタ切れの状態になることがある。
そんなときに使うのがスマートフォンだ。
子どもを虜にするスマホアプリ
スマホはゲームの宝庫であり、1度スマホアプリというもので遊ばせたら当時4歳のちびはすぐにその魅力にハマってしまった。
俺に会うとすぐにスマホスマホ。おい、ころころ、スマホやろーよ、スマホどこにあるの、スマホスマホ。
その時やったゲームがひよこのゲーム。
同じ色のひよこをひたすらタップ!タップタップタップ!
全部のひよこをタップして消したらステージクリア。この単純すぎるゲームは俺に退屈をもたらしたが、ちびにとって最高のゲームだったようだ。
創作ゲーム
それから2年近くたったある日の話をしよう。
消しパチの話
ええと、今から3週間程前の話である。
その日も嫁の実家でご飯を食べたあと、ちびはまた俺の方へ寄ってきて遊びをせびる。
ご飯をちょうど食べ終わった俺は、フルパワーで脳みそを働かせ遊びを考える。
思い付いたのは創作遊びではなく、俺が小学校の時流行った遊び「消しパチ」だ。
消しパチとは・・・机の上で自分の消しゴムを弾き相手の消ゴムに当てて机の外へ落とす。一回打ったら相手のターンといったように交互に順番が回ってくる、シンプルなゲーム。
ちびはたいそう喜んだ。なかなかセンスがあったので戦いは盛り上がり30分というカップラーメン10個分の時間を消費することができた。
しかしちびが家に帰るまで時間はまだ先であり、これ以上消しパチに頼れない俺は(飽きたから。)新たな遊びを考え出さなくてはいけなかった。
はい、こんなときは裏ワザ「スマホ」の出番である。
俺はスマホで勉強を教えつつ遊ぼうと思いつき、最適なスマホゲームを探した。
ちびに、はやくしてっとどやされながら俺は必死に探した。
算数忍者の話
面白そうなゲームを発見。算数忍者というゲーム。簡単な足し算をしながら敵を倒していく、といった内容だ。
最初は1+1とか2+0とか簡単なのから始まり、3+5とか二けたには達しないくらいの足し算をおこなう。
5歳(今年6歳)の子供は足し算ができるのかわからなかったが、やらせたら意外とできた。
時おり指を使ったりするが、見事なもんだ。
大きな数(4+5とか)になると、わかんないーっと言って逃げだしてしまうが、それもまた楽しそうだ。
そしてやはりこういうゲームは、問題をクリアするとご褒美(算数忍者カード)がもらえる。
ちびにはそれが嬉しくてたまらない。
レアカードをゲットしたときなんか飛び跳ねている。
解散の時間になったので、その日はゲームも終了。
算数忍者の再来
先日クリスマスパーティが行われ、皆が集結した。
もちろんちびもいて、俺に寄ってきた。
遊ぼうと言ってきたので、ご飯を食べてからだと止めた。鼻息をフガフガ言わせんばかりの勢いだ。
飯の最中だったが聞いてみた。
「今日は何をする予定?」
「ひよこのやつか算数忍者」
「え?算数忍者好きなの?(意外だった。ゲームとはいえ勉強の要素が強かったから嫌いだと思っていた。まさかまたやりたいとは言うとは・・・。」
「好きー算数忍者好きだよーたのしいじゃん」
「ひよこも好きなの?てかひよこってなんだよ!」
「ひよこはころころと友達になった頃のやつじゃん、やろーよー」
「え、友達?wえw 友達?w」
「そう、友達になったころにやったゲーム、忘れたの?」
「いや、覚えてるけどあのゲームはどっかいった、算数忍者をやろう!」「やたー!ばんざーい!」
ってことでまた算数忍者をすることになったわけである。
そしてどうやら俺は友達だったみたいだ。5歳の女の子には叔父さんという概念はまだ無いのだろうか。
それとも遊んでくれる叔父さんというより一緒に遊ぶ友達というのがピッタリなんだろうか。
少女の思考に虚を突かれた瞬間であった。
最後に
子どもの遊びって、シンプルで面白いのが一番ハマる。
あとはテンポ。
最初は慣れないかもしれないけど、遊んでいくうちにペースをつかめてきて、子供を夢中にさせるような大人になれるさ!
今日はこんなところ。
そいじゃ!
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