今は本当にすごい時代になったなと思う。
空飛ぶクルマの実現が見えてきたのだから。
空飛ぶクルマをトヨタが支援
日経のウェブニュースを見ていたところ、気になるニュースが目に入った。
この記事によると
- 有志団体「カーティベーター」のメンバーが勤務時間外に開発を進めてきた
- トヨタやグループ会社が4千万円規模の資金を提供することで大筋合意した
- 2018年末までに有人飛行が可能な試作機を完成させる計画
- 東京五輪が開催される20年の実用化を目指す
20年に実用化ってむちゃくちゃもうすぐじゃん!
もともと車って排ガスの問題とかで、なんとかならんかねって議論されていたから、この「空飛ぶ車」はそれらの問題を一気に解決するものらしい。
離着陸はその場で上昇・下降するのだから滑走路などはいらないから、どんな場所にも気軽に使用できる。
空も無限に広がっているので、運転の自由度も高くなる。
だからこそ考えなくちゃ・決めなくちゃいけないことも増えてくるだろう。
頭上が気になって安心して歩けない
社会や科学がどんどん発展していき、今までありえないと考えられていたものが次々実現され、世界がどんどん変わっていく姿を見るのは嫌いじゃないし応援したい。
ただ、今回の「空飛ぶクルマ」に関してはかなり慎重に進めていかないといけないのではないかな。
20年に実用化が実現されるとして、それから5年以内には一般人も購入できるようになるだろう。
10年もすれば個人が自由に空を飛んで移動することができるようになるのは間違いない。
もちろん空の運転の法整備は進むであろうが、はたしてどうやって道を作り、信号を作り、様々な規制をするのであろうか。
そしていくら法整備をしたところで、地上の車と同様に事故は起こる。
空中で車の事故が起こったとしたら、部品が、車が、人が、空から地上へ落ちていくことになる。
もちろん事故なので、いつ起こるかわからない。
つまり「いつ物が空から落ちてくるかわからない世の中」になるのだ。
上空から物が落下してきてそれが人間の頭に当たれば、確実に即死。
我々はそんな恐怖を抱えながら、地上で生活していかなければいけなくなるのだろうか。
空飛ぶ車で変わる世の中
もちろん「空飛ぶクルマ」が実現すればメリットも多い。
例えば渋滞の緩和。
単純に地上で走っていた車が減って空に移るわけだから、交通量は確実に減少する。
あとメリットといえば・・・意外と少ないかもしれない。
直線距離で進めるから到着までの時間は短縮されるかもしれない。
あとは景色がいいのでドライブに最適!とか。
空飛ぶクルマが普及しだしてまもない頃はきっと「彼女とのドライブは空飛ぶ車がオススメ!1時間レンタル3万円!」とかあるかもね。
ただ楽しいことも言ってられなくて、空を運転するからにはある程度の規制があるだろう。
速度規制もあるだろうし、通路規制もきっとある。
運転マナーも問題になるだろう。居眠り運転や、車からのポイ捨て。
地上と同じような問題が起こると想定できるが、空だとそれが重大化する可能性が高い。
空飛ぶ警察が出現
ルールを守らない人を規制するのは、警察の役目だ。
空飛ぶ警察車両と空飛ぶ違反者のカーチェイスが見られるのもそう遠い未来ではなさそうだ。
ただやはり考えてしまうのはカーチェイスの結末がクラッシュだったら・・・それによって物が空から落下してくるのではないか、という事だ。
空飛ぶ車には反対?
俺は反対しているわけではないのだが、やはりまだ不安は残ると思っている。
もちろん実用化するとなると、それらの不安に対してはしっかりと対策が練られていくのは間違いないのだが。
今後の自動車業界が楽しくなってきた。
そいじゃ。
※追記
今は車の自動運転がかなり実現しそうで(もうしてるのかな?)、「人が車を運転していたなんて、なんて危険なことを!!」っていう時代がきっと来るのは確実だ。
だから多分空飛ぶ車が実現するとしたら、人による運転ではなくAIによる自動運転になるだろう。
人為的ミスは無くなるし、人件費もかからない。
遠いようで近い未来、楽しみである。
一緒にどうぞ
⇒「【今後禁止になるであるものたち】昔はよかったけど今はダメだよね。タバコとか無くなるでしょ、そんで車は絶対自動運転だよ。」
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