自転車に乗る練習を一生懸命した記憶はあるだろうか?
俺も自転車に乗るために結構苦労した記憶がある。
ペダルが付いた自転車で練習を始め、徐々にペダルを外して、何度も練習してやっと自転車に乗れるようになった。
実は現代ではその過程は必要ない。
というのも、幼い頃から「バランスバイク(ペダルなし自転車)」に乗ることでスムーズに自転車に移行することができるようになったからだ。
ペダルが付いていないため、自分の足で地面を蹴って前に進む。そうすることで、バランス感覚や脚力を育てて、自転車へのスムーズな移行が可能。
またブレーキもついていないシンプルな構造だ。
バランス感覚や脚力を育てるとともに運動神経を発達させることができるので、ぜひ2歳を過ぎた頃から「バランスバイク(ペダルなし自転車)」を買い与えることをおすすめする。
今回、「どんなバランスバイクがあるの?何を買えばいい?」といった疑問に答えるべく、おすすめのペダルなし自転車を7つ選んでみたので参考にしていただきたい。
バランスバイクの選び方
おすすめのバランスバイクを紹介する前に、何に注目してバランスバイクを選べばいいかを説明しておこうと思う。
- 素材
- 重さ
- ブレーキの有無
- 付属品
素材
基本、スチール(鉄)製であるが、アルミ製だとより軽量となり値段も上がる。
プラスチック製もあるが、それは耐荷重20kgでせいぜい3歳くらいまでのバランスバイクとなる。
重さ
前述した通り素材によって重さが違う。
軽いものだと2kg程度で実際に持ってみたらめちゃくちゃ軽い。
持ち運びに便利だし、小さな子供(2歳児くらい)が遊ぶ際も扱いやすそうだった。
ブレーキの有無
バランスバイクには基本ブレーキが付いていない。
ついていたとしても簡易版であり、確実な減速を保証するものではない事に注意する。
ブレーキワイヤーが邪魔に感じるので個人的には必要ないと思う。
幼児にはブレーキを握って原則するほどの握力は備えていない。
反射的に足で止まるのが自然で、確実な減速だ。
付属品
バランスバイク本体の他に付属品が一緒の場合がある。
ヒジ、ひざのプロテクターやヘルメット、またスタンドなどの付属品だ。
付属品含めの値段だったりするので、かならずチェックしておこう。
他にも組みたてやすさ、車輪の種類、サドルの硬さ、足置き場の有無等、言い出したらキリがないが、今回はできるだけ色々な視点からバランスバイクを紹介していこうと思う。
おすすめのバランスバイク
ストライダー 12インチ スポーツモデル
バランスバイク界の一番有名なメーカー。
素材はスチールで重さ3.0kg。
付属品はないが、組み立ては簡単だし、フットレスト(足置き場)がついている。
値段は高いが、それだけに作りはしっかりしていて、(サドルはクッション性で)安心の乗り心地だ。
ブレーキがないことから、ハンドルの360度回転が可能な点も特徴で、ハンドルが固定されて胸やお腹にぶつかる事が避けやすくなっている。
キッズ用ランニングバイク STRIDER (ストライダー) クラシックモデル
キッズ用ランニングバイク STRIDER (ストライダー) クラシックモデル レッド 日本正規品
スポーツタイプは値段が高くて買えない、でもストライダーがどうしても欲しい人は、値段を落としたクラシックタイプがおすすめ。
ほとんど性能は一緒であるが(重さ2.9kg)、レビューにもある通りサドルが硬くてお尻が痛くなるのがマイナスポイント。(硬質のプラスチック製)
だが、俺の周りではこれを買っている家族が多い。
キッズ用ランニングバイク STRIDER PRO ストライダー プロ
キッズ用ランニングバイク STRIDER PRO ストライダー プロ
逆にストライダーの最上級はコチラ。
基本性能は一緒であるが、素材がアルミで超軽量の2.5kg。
軽いに越したことはないのだが、値段の事を考えると正直スポーツタイプで十分な気もする。
XJD バランスバイク 子供用 ペダルなし自転車
重さは3.45kgとアルミ素材の割には重いが、タイヤが自転車と同じゴム素材なので、耐震性に優れている。悪路もなんなく走行可能だ。
サドルはクッション入りシートで、高さ調節も可能。
ハンドルもゴム製で滑りにくく握りやすい。
これだけの性能がこの価格で手に入るので、 ストライダーを超えるかも。
DABADA(ダバダ)バランスバイク プロテクター付き
(ひじ・ひざの)プロテクター付きバランスバイク。別売りのプロテクターを買えば2000円以上するため、嬉しい付属品である。
他にバイクスタンドもついているのもポイント高い。
また簡易式のブレーキがついているので、ブレーキなしのバランスバイクに不安を覚える方にはおすすめ。
本体が4kgで重い点、またタイヤがプラスチック製?でツルツルしている点、などがマイナスだが、その分値段が激安であるため、あまりお金を掛けたくない&試しに買ってみたい人は是非!
enkeeo ペダルなし自転車
enkeeoという中国のメーカーで、メーカーサイトもないため信頼できるメーカーとは言えない。
だが性能的にはまあまあだし、その割には値段も安い。
タイヤはゴム製、クッション性のあるサドル(高さ調整可能)、ブレーキがある点は評価できる。
本体重量についての記載が一切ない。発送重量が6.2kgとなっているため、4~5kgかな?という予想はつくものの、少し不安は残る。
Arshiner ペダルなし自転車
これまで紹介したバランスバイクはまだ早い!という人におすすめなのはコチラのバランスバイク。
というより三輪車に近い。
本体はプラスチック製で軽量で、車輪が前方に2つついているため安定性がある。
ただ、やはり耐久性に難があるので3歳くらいまでの子どものおもちゃとしたい。
あわせて買おう!必須アクセサリー
バランスバイクの紹介は以上であるが、合わせて必要なアクセサリーも紹介しておく。
スタンド
もしストライダー等のスタンドが付いていないバランスバイクを購入する場合は、別売りのスタンドを買う必要がある。
無くても何とかなるが、あったら便利。といった感じ。
見た目は美しいよね。
ヘルメット
堅い地面で遊ばせるならヘルメットは必須。
ある程度のサイズ調整は可能であるが、お近くのスポーツ店での購入をおすすめする。
だが、ネットだと色んなデザインのヘルメットから選べる利点がある。
プロテクター
ストライダーオプションパーツ ライダーズエルボー&ニーパッドセット
バランスバイクは大したスピードは出ないが、一度は(いや何度も)バランスを崩して転ぶ。
なので子どもに擦り傷1つ作らせたくない人はプロテクターが必須。
正直我が子はプロテクターをするのも嫌がるし、やっとのことでプロテクターを装着したけどすぐバランスバイクに乗るのを飽きて違う事をしだす、なんてことがしょっちゅうなので、我が子には必要ないと感じている。
グローブ
安心安全のために、というのであればグローブの装着も一緒にどうぞ。
最後に
小さい頃からバランスバイクをやらせることでバランス感覚だけでなく、体を動かす感覚・楽しさ、また様々な細かい動きと思考を連動させる事が出来る。
「我が子には運動神経のいい子になってほしい」と考えるのであればバランスバイクほど適したものはない。
本記事がバランスバイクの購入の手助けとなったら幸いだ。
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