会社に新たな人材をいれなきゃいけないが、変な人は採用したくない。能力のある人間、いやせめて最低限一般常識さえ備わっていればいい…といった様に不安に思ったことのある人は多いのではないだろうか。
そんな人たちのために、まともな人材の見分け方、面接方法を紹介していこうと思う。
(※ 独断と偏見によるものなので、当たり前だが俺は一切責任は追わない。しかし少しでも参考になってくれれば嬉しい。)
かしこまって会議室で面接
現在、世の中で最も多いのが会議室で対面で質問を行うという面接方法だ。
一般的ではあるが、その人の内部まで見ることが出来るかと言われたら疑問が残る。
せいぜい、応募者の中身の20%程度しかわからないと思う。もちろん100%どのような人物かを知ることは不可能であるが、せめてある程度人間性を知った上で採用したいものだ。
採用したけど、大失敗した!面接の時はあんなに真面目だったのに~とか言う話はよくある話、本当に悲惨。
どうやらそういった人たちは面接用の自分を作り上げるため、採用する側のおじさんたちはまんまと騙されてしまう。
その結果、雇ってからしばらくしてから本性を表し始め、回りの職員の精神を蝕(むしば)み始めるのだ。
そして管理職の諸君も、胃がキリキリとした毎日を過ごすことになる。抜け毛のスピードもより一層増すだろう。
会議室で面接質問するだけの面接はたいして役に立たないも誰しも思っているだろうが、せめて少しでもいい質問をしてその人間性をたくさん引き出せたら良い。
面接者の本性を引き出す質問集と面接者のここを見ろ!
まずは無難なところから攻めていこう。
人間味を引き出すために
その人がどんな人かどんな性格かを引き出すために質問をする。
以下のような質問が効果的と考える。
- 特技は何ですか?
- 好きな映画はありますか?
- その好きな映画を私たちにどんな内容か教えてください。
- 好きな事について語ってください。
とりあえずマニュアル通りはしゃべらせない。面接前に考えてきたことをそのまましゃべらせても、その人の本性は見えてこない。
見えたとしても、せいぜいハキハキしゃべるかどうか、とかシャイな人かどうかくらいだろう。まあ他にもわかるかもしれんが、マニュアル通りだと簡単に自分を装う事ができる。
まずは簡単に質問からでいいのでアドリブでしゃべらせるようにする。
趣味でもいいし、今までにあった楽しかった思い出だとか、高校時代での一番うれしかったこととか。
とりあえずその人が自然な状態でしゃべることができる質問をする。
ある程度その場が温まってきたら、もっと相手の心を引き出していく。相手の様子を見ながら慎重に、臨機応変に。
- 友達との関係は?
- どんな遊びをしてきた?
- 中学校の派閥争いみたいなのしてきた?
- あなたはそれに加わった?
これは一例であるが、社会生活を過ごしていくなかで人との関わりは最も重要といっていい。
なので人とのコミュニケーションや接し方について感じ取れるように質問をしていく。
ちなみに、これらの質問に答えなんぞ無い。面接する側が、いいなと思ったら採用すればいいだけだ。
能力・技術を引き出す
エクセルできます!とかいって、いざやらせたら全然できないパターンは山ほど聞いたことがある。
面接をうける側もちょっと出来るから一応言っとけ!くらいな感じだからだ。
本当に使える能力・技術かどうかを見極める必要がある。
よって以下のような質問が考えられる。
- 何が得意?
- 仕事につかえそうなものは?
- どのくらいできるの?
- どうやって習得する?
何が出来るのかをまず聞く。次にそれがどの程度出来るのかを聞く。当たり前だが、出来るだけ具体的に聞いたほうがいい。
例えば、EXCELだと
- 表を作成できるか
- 関数をセルに入力することはできるか
- If文やVlookup関数を使うことはできるか
- VBA言語はできるか(マクロはできるか)
1⇒4になるにつれて難易度が増していく。
このくらい具体的に聞けるとできるかどうかハッキリして採用する側もされる側も双方にメリットがあると思う。
面接に来る人の見るべきポイント
- 自信を持っているか(自信を持ちすぎもダメ)→ハキハキしゃべっているか
- 面白い発想をするか
- 馴れ馴れしくないか
- 他人のこと考えて行動できるか(思いやりがあるか)
- 頭の回転が速いか
- 向上心があるか
どんな会社か、にもよるのだけれども俺ならこういった人を採用する。
面白い発想をするかというのは俺には大事で、普通の事しか考えない面白みのない人間とは仕事をしたくない。
また向上心が無いやつは周りにも負の影響を与えてしまうので要注意だ。
馴れ馴れしさや自信の持ち具合で、そいつが調子に乗りやすいタイプかどうかも確認できる。
調子に乗るやつはNGだ。
ただ中には調子に乗ってるにもかかわらず周りから人気者っていうのもいるのでそれを逃すともったいない。
見極めが必要だ。そういうやつは頭の回転が速かったりする。
まあとりあえず、ただの調子乗りはOUTだね!
いずれにしても質問に対する答えを面接する側がどう受けとるかが一番重要であり、つまり結局は面接を行う側が人物を見極めしっかり判断を下さないと、いくら面接を受けた人の人間性を引き出せたところで意味がなくなってしまう。
まともな人物の見分けやすい面接方法
普通の面接ではなくちょっと変わった面接方法を考える。その方がよりまともな人物(面白い人間)が見分けやすい場合が多い。
飲み会をする、または旅行に行く
これは応募者と絡むのより応募者同士で話しているのを見るのが目的。
飲み会や旅行にいけば必ず素が出る。もちろんお酒抜きでただのお茶会でもいい。
応募者をチーム分けして、チーム対抗で競わせる
これもまた応募者同士のコミュニケーションや、位置関係、協力することができるか等を見ることができる。
最後に
採用する側も採用される側もどちらも人間であるので間違いは絶対にあるし、演技力の高い人のすべてを見破るなんて無理に近い話だ。
しかし少しでもまともな人材をとり、今後の会社者の発展に寄与してくれれば万々歳だ。
面接はこうしなきゃいけない!!とかあまり悩まないで人間同士の関わり方を意識していけば自然とその会社(社長)に適した人材が採用できるのではないかと考えている。
健闘を祈る!
そいじゃ!
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