会社で上司が、部下の事を「あいつはまたミスして・・・」って愚痴を言っていたけど、疑問に感じた。
いや実は前から思ってはいた。
「ミスは誰でもある」と俺は思う。
人間なら絶対にミスはつきものである。
だからそこを責めるのは違うと思う。
上司にも色々訳があって言ったことかもしれないが、そこは考えない。
なぜならその上司は普段から「自分は出来る人間、ミスをしない」という愚かな勘違いをしているからだ
ブログで物申そう。(直接は言えない)
絶対ミスは起こる
絶対にミスを起こさないようにと、いくら意識したところで数をこなせばこなすほど一定の割合でミスは出てくる。
人間だから仕方がない事だ。
例えば、名前が書かれた書類1000枚を名前の書かれた封筒に入れる仕事があったとする。
同じ名前が書かれている場合もあるので、例えば山田太郎さんは書類3枚、木村次郎さんは書類2枚、加藤のり子さんは1枚、といった風に全て枚数バラバラのランダムだ。
さらに山田一郎と二郎がいたり、加藤虎吉と加藤竜吉いたりする。
1000枚くらいだとミスもなく封入することができるかもしれないが、10,000枚だとほぼミスは発生するといっていいだろう。
現実的ではないが、10万枚であれば必ずミスすると考えて良いと思う。
さらに違う例を考えてみる。
1~5までの数字が書かれたカードがあったとしてそれが10,000枚あったとする。
それを1~5までの数字が書いた箱に次々入れていく作業をしよう。
誰であってもいつかは絶対にミスをするのだ。人間ってそういうもんだ。
もちろん個人差もあるだろうし、疲労状態や体調によって違いはあるが、ミスは絶対あるのは間違いない。
つまり何を言いたいかというと”ミスは絶対に起こるので、それを叱る(愚痴を言う)のではなくて対策を施そう”って事。
何度も言うが、人間はコンピューターじゃないのだから絶対ミスをする。
対策を練ることが大事
ミスは絶対に起こるので、それを如何にカバーをするかが大事だと俺は思う。
例えば一人でやる作業であれば、絶対にミスが出るので確認作業は必須なのだが、確認の段階でもう一人追加しチェックさせる。これで間違いの発見確率は一気に高くなる。(校正の仕事も同じだ。)
さらに詳しく、先ほどの封筒への書類封入の例で説明する。
1人で封入してさらにそれを確認する場合は同じ目線で確認するためミスを見逃しやすくなる。
新たな目線(もう一人の目線)であれば物事を新たな角度から見る様に確認できるので、ミスの発見確率は上がるというわけだ。文章の校正の仕事も然り。
コンピューターに頼るのも一つの方法
最近よく考えるのはコレ。
お歳を召した方たちは、そのお堅い頭脳で考えてみてほしい。
きっと理解できないんだろうけど、コンピューターが活用できるのであれば使うべきだ。
具体的な例としてエクセルの表計算で説明する。
昔の人
一昔前では表の計算をするのに電卓をひたすらたたいて、式の計算をし和や差が正しいかを確かめた。
コンピューターがない時代であれば仕方がない事である。
だがしかし、今現在もコンピューターを信じておらず手作業こそNO.1と考える老害がいたならば、それは非常に無駄な時間を過ごしていることになる。
これは極端な例ではあるが、今俺が主張している話をわかりやすく表してくれていると思う。
コンピューターが使えないから、人の頭脳や手を使って計算する。それは非常にスマートじゃない。
コンピューターを使えば速いし、正確だ。
単純作業を行う際は一度考えてみてほしい、それは人間がやるべきことなのかを。
最後に
ずいぶん話がそれてしまったが、俺のポリシーは一貫している。
まとめると
- ミスは絶対起こる
- 起こるとわかっているなら対策すべし
- コンピューターを使えば、そもそもミスをしない
の3点だ。
賢い人が得をする世の中ので是非色々な事を学習して日々生きていきたいものだ。
そいじゃ。
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