農業も漁業も「高齢化・後継者不足」からの人手不足に陥っている。
なのに漁業は簡単に許可が下りないから一般の人がいきなり参入できず「人手不足だが新規参入を拒む」という矛盾が生じている。
一方農業は国から生活の補助が出たりして農業に参入しやすい環境が整っている。
みたいな話からの、「まるで噛み合わない妻との会話」をお聞きいただこう。
※決して「農業をナメていたり馬鹿にしているわけではない」ということを前提にして聞いて頂きたい。
俺と妻との噛み合わない会話
「農業って肥料にこだわったりだとか、ブランディングとか特に工夫しないでも、それなりに生活できるくらいにはなるのかな。」
「ん?どゆこと」
「耕耘機を使って土を耕し、肥料をまき種を蒔き、水をやり、農薬を蒔き、収穫するていうのをただ繰り返すだけで、どのくらいの収入になるのかなって思って。」
「ブランド化した方が儲かるよね。よくトマトとかも甘いトマト作ろうとしてるよね。」
「いやいや、そうじゃなくて。そうやってブランド化や肥料の量や水やりの量を工夫したり研究したりするのをやらずに、ただ単純に普通の農作物をひたすら作るのってどのくらい稼げるのかってさ。例えば普通に生活できないくらいなのか、普通なのか裕福に生活できるくらいなのかさ。」
「人によって幸せって感じる基準は違うから何と見えないんじゃない?例えば年収200万円でも幸せって感じる人もいr・・・」
「いやいやそんなこと言ってんじゃなくて、幸せと思うがどう思うがどうでもいいんだけど、どのくらいもらえるのかって話だって。」
「知らないっ。プイッ。」
おい!!!!ちゃんと会話出来ねーじゃねーか!!
まじでこんなのが日常茶飯事で普通に○○だったら○○だよね、みたいな話をしたいだけなのに全く成り立たない。
おそらく俺が論理的に話を進めたいのに対し、妻は感覚的に話を理解するタイプだから噛み合わないのだ。
てか妻の理解力が低すg・・・いや俺の説明の仕方が悪いのかもしれん。もっと誰にでもわかるように最適の返事を頂けるような質問をしなくてはいけないんだな。
いやいや、こんな質問自体しなければ平和は続いていたかもしれんの。
実際農業は日々働いて決まった休みもなく、農家の皆さんは苦労して野菜とか作物を育てているんだろう。だから俺のような甘い考えは到底現実とはかけ離れている。
だが具体的にちょっと考えてみようと思う。
大根、ジャガイモ農家
正直全く農家事情がわからないので完全なる妄想だ。
だから現実と違う部分がたくさんあるが、俺なりに考えていく。
先に言っておくと単純作業を繰り返した場合の年収は200~400万くらいになると推測。
初期投資
まず最初はお金がかかるよな。それこそ耕耘機や肥料とか種まく機械とかその他もろもろで1千万くらいかかるんかな。
経費はガソリンとか?
機械を動かすためにガソリンがいるからそれが経費になるんかな。
その他にも結構経費は掛かるだろう。
土地は無限にあるとする
ちょっと設定がゆるゆるだが、親戚の跡継ぎで土地をたくさん譲ってもらったってことにする。
そうすると大根畑とジャガイモ畑は100m×100mずつ、つまり1ヘクタールずつは作ることにしよう。
あ、あとニンニク畑も作るか。
何か色々めんどくさくなってきた
おっと、もう計算するのがめんどくさくなってきたぞ・・・。こんなんじゃ俺農家やってもどう考えても続かんわ・・・。
せめてニンニクだけでもどれだけの収入になるのか考えてみるか。
ニンニク1個100円で売れるとして、1平方メートルに2個出来るとして1ヘクタール(10000m平方)には2万個のにんにくができる事になる。
つまりにんにくをすべて収穫し、もし全て売れたとして200万円。ここから経費が引かれたりするから150万くらいの収入かな。
ニンニク専門農家になるとしてもっと具体的に考えると
ニンニクだと考えやすいので、ニンニク専門の農家になることにしよう。
5ヘクタール(5万平方メートル)の土地でにんにくを栽培することとする。
先ほどと同じく1平方メートルで4個のにんにくが取れることにすると20万個のにんにくが取れることになる。
そのなかで7割が売り物になるとすると14万個のにんにく。1個50円で卸すとしたら700万円。
そこから200万円の燃料代や、収穫時はアルバイトを雇い100万円の支出。
すると400万円の収入となる。
ってことで特にブランド化しなくてもニンニク農家として生活できるのではないだろうか。
もしかしたらニンニク1個50円で卸せないのかな。
まあ10000平方メートルの栽培がどのくらい大変なのかわからんから、こんな簡単に言ってるけど、実際はもっともっと大変だろうからかなり厳しそう。
最後に
大分ブレブレな話になったが、妻との会話は噛み合わないって話と、俺が農家を遣るとしたらニンニク農家でそれなりに生活できるのではないだろうかっていう話。
今日はそんな感じ。
そいじゃ!
コメント