高校生のときに初めてアルバイトをした。
それから社会人になるまでの間いくつかの仕事を経験したので、紹介していこうと思う。
電気屋のアルバイト
高校2年生の冬休みに短期でバイトをした。
なぜ電気屋なのか、なぜバイトしたのか、は全く覚えていないが何せ初めてのアルバイトなので緊張したのを覚えている。
確か正月の初売りセールのときの手伝いで、裏の倉庫からレジまで商品を運ぶ係りだった。「客が購入を希望した商品の型式を探し出して在庫の有無を確認、そしてレジまで持っていく」これをひたすら繰り返した。
一日7,時間労働で、時給800円くらいだったと思う。4日くらい働いたので約2万円を稼いだ。
結構忙しかったし、商品の事を客に聞かれたらさっぱりわからず困ってしまうので、もうやりたくないなって感じだった。
常に店内にいて客に商品の説明してばっかりの電化製品大好き店員が居たが、そのほうがまだマシで、俺がなるんだったらそういう人になりたい。あの人に聞いたら何でも答えてくれる、みたいな信頼されるようなね。
最新機器にも敏感になれるし。
スーパーマーケットのアルバイト
大学1年生の夏に友達にくっついて面接を受けに行った。
今思えばちょっと失敗だったなと思う。
バイト内容については「【大学時代のバイト】スーパーマーケットの品出しの極意」に詳しく書いたが、やりがいなんて全くないし、まかないなんてものは無いし(そのかわり廃棄がもらえたりもらえなかったり)、裏方だとバイトの女の子と仲良くなれない。
ラーメン屋とかトンカツ屋に勤めている友達は毎回まかないで美味しい料理を食べていてうらやましかった。バイト同士付き合っちゃたりもしてたし。
バイトの期間は大学1年夏から大学3年の春まで。
始めのうちは週4で働いていたが、後から対して稼がなくて良くなったので週2くらいで適当に働いていた。
時給は、平日700円、土曜750円、日曜800円だった。今考えたら、マジで低いな~。
派遣のアルバイト
大学生の夏休みに実家に帰省した際、この時間を何かに活かせないかと考え、派遣に登録してバイトをする事にした。結構な種類をやったのでひとつひとつ簡単に見ていこう。
カニのはさみを切るアルバイト
一番受けたのがこれ。
ごっついハサミを使って、流れてくるカニの手(ハサミ)をひたすらちょん切る仕事だ。
手にマメが出来て痛いし、社員にむっちゃ怒られるし、もう一生やりたくない。
ただ時給が(当時の俺からしたら)それなりに良くて800円~900円だった気がする。
仕事中おしゃべりも出来ない魔の8時間(休憩1時間)だった。
これほど時間を無駄にした事はないだろう。
大根をひたすら整理するアルバイト
ベルトコンベアで流れてくる山積みの大根をひたすらきれいに並べる仕事。
確か時給は800円程度。
和気あいあいとして雰囲気は良かったが、ひたすら大根を整列させるだけなのでつまらないにも程があった。
何の意味があるのか全くわからない事をずっとやらされる感じ、まるで漫画「魔方陣ぐるぐる」での「キタキタおやじが意味もなく歯車みたいなのを回し続けていた」のを思い出す(古くてわからんか)。
ワインのふたの部分の金属を取り付けるアルバイト
説明がしづらいが、ワインボトルのコルクの上にさらに針金をかぶせているの見たことないだろうか。
その針金をひたすら機械を使って取り付ける仕事。
職場の雰囲気は良かったが、これ「ロボットか何かにやらせたほうがいいんじゃないの?」ってくらい単純作業だった。
マジで自動で針金を取り付ける機械をリースで導入して人件費浮かせたら速攻モト取れるんじゃないのって。
引越しのアルバイト
クッソきつかった。
当時ガリガリの俺は引っ越しのバイトを完全になめきっていて、開始10分でノックアウトされた。
腕はパンパン握力ほぼ皆無。
「つかえねーな!!こら!」ってむっちゃ怒られて泣きそうになった。
実際全然使えなかったし、しょうがない。
引っ越し屋の兄ちゃんたちの凄さを知り、俺は横でボーっと見学するだけで終わった。
そもそも俺が受けちゃいけないバイトだった。反省。
家庭教師のアルバイト
家庭教師のアルバイト、これが一番俺に合っていたような気がする。
時給も結構高くて1000円を超えた。
結局2人にしか教えなかったが、それでも良い経験になったと思うし、家庭教師やってる子の親から直接契約交渉されて嬉しかった。(まあ断ったけど)
2人のうち1人は真面目で俺が言ったことを全部やってくれたけど、もう1人は全然勉強しない子だった。
俺が教えてたのは数学と英語だったけど、勉強始まったら寝たフリとかいきなりしちゃう子で、しょうがないからポケモンの話をしてテンションあげさせたりしながら、騙しだましやらせた。
びっくりしたのが、歴史関連の話をしたとき。
俺が聖徳太子の話をしたら、いきなり目をおっぴろげてむちゃくちゃ語りだした。
すげー詳しいし、楽しそうだし、もう数学なんてやらせないでコイツの歴史の力伸ばしたらいいんじゃね?って思ったけど、親的には志望校に受からせたいし、歴史ばっかりなんてやらせられないよね。あーもったいない。
さかなくんみたくなれたかもしれんのに。れきしくん、みたいなね。
俺は「自分の子供の良い所をがんがん伸ばしていく」ような育て方をしていきたいと思った。
最後に
ってことで俺が今までやってきたアルバイトを紹介したけど、マジでろくなアルバイトしてないな。
時間無駄にしてるし、楽しくないし。
一番に思うのが、「将来自分の身になる事なのかどうか、役に立つのかどうかを重視して仕事を選ぶべき」ということ。
例えば料理店でアルバイトしてキッチンで料理できるようになったら、将来料理の勉強して料理人になるきっかけになるかもしれんし、プログラマーの下っ端に付くようなアルバイトしとくと、ある程度プログラミングも覚えられるかもしれない。
そういう風に自分の将来に繋がるアルバイトをしたほうが絶対得で、時間も無駄にしない。
大学生なんて時間たっぷりあるんだから「【大学時代のバイト】スーパーマーケットの品出しの極意」の記事の最後にあるようにアフィリエイトして小銭稼ぎしたほうがまだマシだった。
当時ゲームを結構やりこんでたから、ゲーム攻略サイト作っても良かったし、もっといろんなことに挑戦すればよかったなっていう後悔。
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