コードレスの良いところって、コードがあるものに比べたら「断然作業がしやすい」ってところ。
でもその代わりバッテリーの事や力強さの事がネックとなる。
というのも「電池が切れてしまうんじゃないだろうか」とか「有線に比べると力が弱いのでは?」といった心配がある。
以前「【おすすめ電動ノコギリ】DIYには必須の電動ノコギリ!種類・選び方を解説!」でおすすめ電動ノコギリについて説明して、いろんな種類がある事を紹介した。
今回は充電式の電動ノコギリ(コードレス電動ノコギリ)に注目する。
できるだけ様々な電ノコを比較しながら見ていこうと思う。
おすすめ電動ノコギリ《充電式》
さっそく、コードレス電動ノコギリのおすすめはコレだ。
マキタの充電式の電動ノコギリだ。(※本体のみなので注意)
バッテリーや充電器、プラスチックケースなどが付属したものはコチラ⇒「マキタ 充電式レシプロソー 18V 3.0Ah JR184DRF」
これを選んだ理由については以下。
- バッテリー容量が大きい
- パワーがある(よく切れる)
バッテリー容量が大きい
なんとバッテリーが3Ahもある。
と言われてもピンとこないだろうから他の電動ノコギリと比較すると
この14.4Vの電動ノコギリでバッテリーが1.3Ah
ってことで普通の電動ノコギリに比べるとマキタの方が2倍以上もバッテリー容量があることが分かった。
パワーがある(よく切れる)
18Vというのもあり、1分間当たりのストローク数が最大3,000回。
これも他のと比べてみると
高儀 EARTH MAN 14.4V 充電式 電気のこぎり 電池・充電器セット DN-110Li ⇒ 最大2,300回
BOSCH(ボッシュ) バッテリーのこぎり KEO ⇒ 最大1,600回
ストローク数があるってことはよく切れるということ。
公式ページに10.8Vの電動ノコギリと比べると「切断スピードが約40%アップ!」と、作業効率がかなり良い事をアピールしている。
デメリット
良いところばかりではなく、デメリットもある。
値段が高い
ご覧の通り値段が高い。(「マキタ 充電式レシプロソー 一式セット 」)
ケースやバッテリー、充電器のセットで3万円近くする。
前述した通り、高いなりの理由というのがちゃんとあるのだが、いやいやそこまでお金をかけたくないっていう人はコチラがおすすめ。
10.8Vでパワーダウン、かつ1.3Ahで容量ダウンであるが、枝をちょこっと切るとか、細めの幹をぶった切るくらいだったら十分だ。
一式で1万7千円なのでお買い得だろう。
マキタではなくなってしまうが、さらに安いモノもある。
バッテリー容量比較の時にも出てきたが、コレは安くて優秀。
ちゃんと一式ついてきて1万円を切るのはマジでありがたい。
メーカーにこだわらない人はこの電動ノコギリ1択だ。
重い
他の電動ノコギリに比べるとわずかだが重さがある。
バッテリーの容量が大きかったりパワーがあったりするから当然ではあるのだが。
ちなみにどのくらいかというと1.7kg。
他と比較してみると
高儀 EARTH MAN 14.4V 充電式 電気のこぎり 電池・充電器セット DN-110Li ⇒ 1.3kg
BOSCH(ボッシュ) バッテリーのこぎり KEO ⇒ 1.1kg
もちろん軽ければ作業がしやすいし、疲労もたまらないから軽いに越したことは無い。
充電式電動ノコギリの選び方・比較
さんざん比較してきたが3つの充電式電動ノコギリの特徴をまとめて比較して選び方をみていこう。
比較のポイントは以下の4つ。
- 定格電圧(パワー)
- ストローク数
- バッテリー容量
- 重さ
- 値段
「マキタ 充電式レシプロソー 18V 3.0Ah JR184DRF」
定格電圧:18V
ストローク数:3,000回/分
バッテリー容量:3.0Ah
重さ:1.7kg
値段:29,377円
「高儀 EARTH MAN 14.4V 充電式 電気のこぎり 電池・充電器セット DN-110Li」
定格電圧:14.4V
ストローク数:2,300回/分
バッテリー容量:1.3Ah
重さ:1.3kg
値段:9,991円
定格電圧:10.8V
ストローク数:1,600回/分
バッテリー容量:1.3Ah
重さ:1.1kg
値段:14,300円
マキタも優秀だが「高儀 EARTH MAN 14.4V 充電式 電気のこぎり 電池・充電器セット DN-110Li」も優秀であることが分かる。
バッテリーの替え
予備としてバッテリーの替えを持っておけば充電が切れたとしても安心である。
なんと6Ahのバッテリーが売っているのだ。だが純正品だとかなり値段が高くなってしまう。
なので互換性のある他のバッテリーを使うのがおすすめだ。
工具選びのポイント(豆知識・テクニック)
こういった工具って全体的に値段が高いイメージあるけど、うまく使えば値段を抑えることが出来るので覚えておいてほしい。
というのも充電式の工具は「バッテリーの値段が高い」のだ。
バッテリーを共用で使うようにすれば、工具を買う時は本体のみで買えばよいので値段を抑えることが出来る。
つまり電動ノコギリも電動ドリルも電動丸ノコも全部同じメーカーに統一して、「バッテリーを使いまわす」。
単発でノコギリだけ買うという人は関係ないが、追加で工具を買う時はメーカーをそろえてバッテリー代を節約しよう!
最後に
長くなってしまったが、これだけ知識を付ければ自分の用途に合った電動ノコギリを買う事が出来るのではないだろうか。
無駄にお金をかけないように、しっかりと見極めよう。
今日はそんな感じ。
そいじゃ!
充電式の丸ノコについても参考にどうぞ
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