記事をリライトすることによってどの様な効果があるかについては「【俺のSEO対策】記事修正・リライトで狙ったキーワードで検索上位を目指す方法」で言っている通り、より多くのアクセスアップを目指すことができる。
「【ブログは資産】一生懸命考えて書き溜めたブログの記事はお金になる」でも言ったが一生懸命書いた記事は資産である。お金を生み出すのだ。
しかしその中でも奥底に埋もれてしまう記事はある。
だからリライトして(Googleさんの)日の目を浴びさせてあげるべきなのだ。
ではどの記事をリライト(記事修正)するべきなのか。
リライト(記事修正)する記事の選び方
リライト(記事修正)する記事の選び方は大きく分けて以下の二つあると考えられる。
- アクセスが少ない記事
- キーワード修正・追加により、さらに多くのアクセスアップが見込める記事
アクセスが少ない記事はアナリティクス等を見て判断する。
また、さらなるアクセスアップが見込める記事については、サーチコンソール等をみて検索キーワードの研究をし、より儲かりそうな記事を探す。
今回は単純にアクセスが少ない記事をリライト(記事修正)することにする。
アクセスが無い(ゼロの)記事の探し方
ではどうやってアクセスが少ない(又はゼロである)記事を探すのか。
Googleアナリティクスによって検索されて流入があった記事とその流入数については見ることができる。
(検索トラフィックフィルターで「行動」→「概要」→右下の「レポート全体を見る」)
ただ、これだと検索流入が0である記事は出てこないのだ。
だからググって調べてみることにした。
参考になりそうなサイトがあった
「アフィリエイト野郎」というサイトでかなり有名なのだが
ここに書いている方法だと、確かに検索流入が0の記事が分かるのだが、なんらかの閲覧があった記事の中の検索流入が0の記事しか割り出せないのだ。
つまりDirectでもSocialからもリファラーからもアクセスが無い、本当に0の記事は表示されないのである。
まあそれでもいいっちゃいいんだけど、やっぱり全くアクセスのない記事を調べたいので、俺独自(誰でも思いつくと思うが)の方法でやってみることにした。
アクセスが無い(ゼロの)記事の探す具体的な手順
まずは大まかな流れだけを説明すると
- 全ての記事タイトルをエクセルに入れる。(A)
- 検索流入からのアクセスがあった記事タイトルをエクセルに入れる。(B)
- (A)と(B)の記事一覧をVlookup関数を使ってアクセスゼロの記事を探し出す。
これらは全部EXCELにて管理するが、ハッキリいって細かいし面倒くさい作業であることは間違いない。
時間もかかるだろう(慣れれば短縮できるが)。
まあでもそれでアクセスゼロの記事をリライト出来てアクセスアップを望めるのであれば頑張る気が起きてくると思う。
これをやるかやらないかで差が出る。
では早速見ていこう。
全ての記事タイトルをエクセルに入れる
プラグイン等をつかえば簡単にできるようだが、ここは敢えて原始的なやり方で確実にこなしていく。
(プラグイン使う人はググったらすぐ出てくる。)
まずはWordPress管理画面の投稿一覧を開く。
まずは「表示オプション」をクリックしよう。
そうすると投稿一覧をどのように表示するか設定できるので
以下の様に設定する。
チェックボックスはすべて外し、すべての記事が1ページに表示されるように項目数を設定する。
当ブログで言えば245記事あるので300項目表示に設定。
すると大分シンプル表示となる。
これを全部選択する。
マウスでドラッグして一番下まで行く。
そして[Ctrl]+[C]でコピーしよう。
さて、お次はEXCELの出番だ。
エクセルを開いたらSheet1のA1セルを右クリック
「形式を選択して貼り付け」を選択
間違いなく「テキスト」を選択して「OK」を押そう。
するとちゃんと記事が貼り付けられる。
しかしよく見ると同じタイトルが何個もあるので(3つ)、それを一つにする。
先に手順をいうと
- 並び替えをする
- 「”~~~~”はロックされています。」の行を残して、他は削除
- 「”」と「”はロックされています。」を置換して消す
- 完成
これで手順Aが取りあえず完了したことになる。
じゃあ実際にその手順通りにやっていく。
まずは並び替えだけど、左上の角を押して、全部選択する。
この状態で、「データ」タブの並び替え→A列で並び替えでOK
すると綺麗に並び替えられるので
”~~~~”はロックされています。以外は削除する。
こうなると後は置換して
先頭の「”」と末尾の「”はロックされています。」を消すだけ。
[Ctrl]+[H]を押して置換のウインドウを出す。
検索する文字列に「”はロックされています。」、置換後の文字列は空、で「すべて置換」を押す
同じように検索する文字列に「”」、置換後の文字列は空、で「すべて置換」を押して完了
はい、そんなこんなで取りあえず、投稿タイトル一覧は完成した。
検索流入からのアクセスがあった記事タイトルをエクセルに入れる
次に検索流入があった記事をエクセルに入れよう。
これは比較的簡単で、アナリティクスからエクスポートすればよい。
まずはアナリティクスの画面左から「行動」→「概要」を押す。
上の方のフィルターをクリックして「すべてのユーザー」のチェックを外し、「検索トラフィック」にチェックを入れる。
「適用」をクリック。
次に右下の「レポート全体を見る」
さらに「ページタイトル」をクリック。
すると検索からの流入数が一覧で見れる。
しかし10行までしか表示されないようになっているので
全部表示されるように5000に設定する。
ちゃんと全部表示された。
ちなみにここに表示されている閲覧開始数というのが検索流入数の事だ。
この状態でエクセルにエクスポートすればOKだ。
上の方にある「エクスポート」から「EXCEL」を選択すると、エクセルファイルがダウンロードされる。
ダウンロードされたファイルを開き、「データセット1」シートをみると、ちゃんと一覧になっているのが分かる。
ただこのままじゃ作業しづらいので、先ほどの作業の全投稿記事タイトルの一覧が入っているエクセルファイルにデータを移動する。
全部コピペする。
Sheet2に貼り付けしよう。
さらにタイトルの後ろにはサイト名が表示されているため、これをまた置換で消す。
[Ctrl]+[H]を押して置換のウインドウを出す。
「すべて置換」でタイトルだけになる。
これで作業(B)が完了して、検索流入がある記事の一覧が作れた。
(A)と(B)の記事一覧をVlookup関数を使ってアクセスゼロの記事を探し出す
最後にSheet1とSheet2の記事一覧を比較してアクセスゼロの記事を探し出す。
EXCELのVlookup関数というものを使う。
意味わからない人はコピペするだけでも何とかなるので、やってみよう。
まずはSheet1のL1セルに
=IF(ISERROR(VLOOKUP(A1,Sheet2!$A$1:$H$1000,5,FALSE)),0,VLOOKUP(A1,Sheet2!$A$1:$H$1000,5,FALSE))
と入力しよう。
さらにL1セルを選択した状態で
セルの右下をドラッグして一番下までもっていけば、コピーすることが出来る。
すると
記事タイトルと、その検索流入数が表示されているのが分かる。
これにて完了である。
あとは並び替えでもしてさらに見やすくしても良いし、このまま使っても良いし。
最後に
とても長かったが、手順に沿って進めて頂けたら普通にできたと思う。
慣れれば早いもんなんだけど初見だったり、エクセルに慣れてないと苦戦したかもしれない。
リライトする記事を探すには最適な方法なので、是非覚えておきたい。
それではこれにてリライトする記事の選び方は終わりにする。
「【俺のSEO対策】記事修正・リライトで狙ったキーワードで検索上位を目指す方法」でリライト方法について書いてあるので、もし余裕のある人はどうぞ。
そしてさらにリライト後のアクセス数を追ってみた。
⇒「【リライト後のアクセス数を調査】記事修正後の順位は果たして上がるのか(5記事で実験)」
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