車のタイヤハウスの中に氷が凍り付いてしまった!
ハンドルを切るたびに引っ掛かる!タイヤハウスの氷の取り除き方は?という人へ向けての記事を書いていく。
俺も同じ悩みを毎年抱えていた。
タイヤハウスの中又は泥除けの部分のボディに氷が張り付いていると、地面に氷部分がこすれたり、ハンドルを切ったときに氷と接触する。
何とかならんもんかと、ついに氷を溶かすことに成功したので参考にして頂きたい。
現状
まずは今の状況をチェック。
右側前タイヤの周りに氷の塊がついていて、窮屈そうになのが分かるだろうか。
拡大してみよう。
タイヤすれすれに氷が付いていることが分かる。
これではハンドルを切った際に氷とタイヤが下図のように接触してしまう。
ボディの下の部分にも多少付いているが、今回はタイヤハウスの中の部分の氷をターゲットにしていく。
ちなみに
反対側(左側)のタイヤ回りも氷がビッシリ付いている。こちらも併せて除去していく。
除去方法とその準備・構想
調べてみると解氷スプレーを使う手もあったが、あれはせいぜいフロントガラスの凍結対策だ。
また、「ゴムハンマー」で氷をたたいて落とす方法もある。
cretom ( クレトム ) 雪氷用ハンマー ソフトゴム製 ミニスクレーパー付き WA71
▲今はヤフーショッピングでしか売ってないっぽい。
今回紹介する氷の除去方法は「お湯をかけるだけ」だ。
誰もがまずはじめに思いつくだろう。
撒いたお湯が冷めて氷が張るといった最悪の事態は避けたいからやるか迷ったが、勇気を出してやってみることにした。
お湯を作るのに灯油代やら電気代やらが膨大にかかってしまう事が予想できたので、当日の早朝から事前準備をしておいた。
ストーブの余熱でお湯を生成する作戦だ。これでお湯を作るお金を節約できる。
もっと大きい鍋があればよかったのだが、取りあえずこのお湯が無くなっても第2陣としてもう一度温めれば問題がないかな、と。
念には念を、エンジンスターター始動
あまり意味は無いかもしれないが、エンジンスターターを使って車を温めておく。
10分ほど車を温めたら次へ進む。
いざ!第1陣、出陣!
車も温まってきたことだし、さっそく氷にお湯をぶっかけていきたい。
まずはヤカンのお湯をかけていく。
じょぼじょぼ~。
ん?ヤカンを突っ込んでみても、勢いよく傾けてみても、どうしても奥にお湯が行かない。
手前の氷しか溶けない。これはいかん。
そうこうしている内にヤカンのお湯が無くなったので、鍋のお湯をヤカンに入れる。
今度は勢いつけてヤカンを振り、お湯を奥に届かせようとするが、やはり無理だった。
第1陣のお湯は無くなった。
第2陣としてお湯を温める。
・・・しばらく待機。
それでは第2陣、出陣!
1時間が経過して、お湯も沸いたので改めて出陣しようと思うが、ひとつ変更点がある。
先ほどはお湯が奥まで届かずに完全攻略にはほど遠かったので、戦略を練り直した結果、ジョウロを使うことにした。
こいつは頼もしいぜ。
ヤカンのお湯と鍋のお湯を入れて・・・行くんだ!ジョウロ!
じょばじょば~。
おお!これはかなり効果があるぞ!!
・・・じょぼ・・。
終わった。あまりにも一瞬にして終わった・・・。お湯が少ない。しかもぬるめだった。
くそ~~~!もう電気代とか灯油代とか気にしなくていいや~~~!
じょばばばばばばば====!(満タン)
速い!量も多い!最初からこうすr・・・
いけーーーー!
じょぼぼぼぼ~~!
なんということでしょう。先ほどの氷が跡形もなく消えた。(計2回、水道からお湯を入れた)
ゴリゴリに張り付いていたあの氷を溶かすのは快感そのものであった。
是非皆に体験して頂きたいものだ。
注意してほしいのは全部氷を溶かしたわけではないという事だ。
根元にお湯をかけてあげれさえすれば、ごろっと氷の塊をまるごと取り除くことが可能だ。
氷と車体の接触面に意識してお湯をかけていこう!
反対側(右側)も同様に溶かしていく。
あーすっきり。これは最高。
※追記 動画も撮ってみた
2年たって追記。動画も撮ってみた。
まとめ
タイヤ周りについた氷の塊をジョウロを使ってお湯をかけて溶かした。
大成功!だった。
是非自分の車のタイヤ付近を見てもらって、もし氷が付いていたら試してみることをお勧めする。
【参考】使った水(お湯)の量は、ヤカン2杯・鍋4杯・ジョウロ3杯であった。
【追記2019.1.27】慣れてきたので2回目の使ったお湯の量はジョウロ3杯だった。
おわり。
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