レイメイ藤井というメーカーのハンディ顕微鏡(RXT300Y)を購入したのでレビューしていこうと思います。
買った目的
一応書いておくと、買った目的は子供の好奇心を刺激させるため、つまり子供の勉強(学び)のために買いました。
ハマるかどうかはわかりませんが、「色んな物にひと通り触れさせる(体験させる)」というのが俺の教育方針です。
顕微鏡の観察にハマらなくとも、この体験がのちに他のものに活きる、かもしれません。
何でもやってみよう!という精神です。
(サンタさんからのプレゼントとしてあげました☺)
どんな顕微鏡か
今回購入したレイメイ藤井ハンディ顕微鏡DX(RXT300Y)はどんな顕微鏡なのか、簡単に説明したいと思います。
100倍から250倍まで拡大することができて、観察の仕方として透過・落射の2つのモードがあります。
上下から光を当てて観察するか(透過)、上から光を当てて観察するか(落射)の違いです。
本記事では、顕微鏡の外観や機能、そして観察の様子を説明していきます。
なお、観察用のプレパラートを別で購入しました。
これを観察していこうと思います。
開封の儀
さっそく開けていきます。
すでにかなりコンパクト感が出ています。
透過モードと落射モードの違いが分かりやすく書いています。
裏にもいろいろ書いてあって
ハンディ顕微鏡の特徴や機能が細かく書かれています。
やっぱ落射・透過の両方の観察方法ができるのが売りっぽいです。
この台紙の中が取扱説明書になってます。
ますは各パーツの名称です。
スマホアダプターやストラップなどの付属品について、また電池交換方法について。
ハンディ顕微鏡の使い方・観察の仕方について、スマホ撮影の方法について。
付属品としてスライドガラスとカバーガラスがついてきているので、それを使ったプレパラートの作り方について。
で、これが顕微鏡本体です。
見ての通りかなり小さくてコンパクトです。
LEDライトのボタン、倍率変更のレバー、ピント合わせのグリグリがあります。
UVライトのボタンがあります。
あまり使わないが、暗闇でUVライトを使うと普段見えない汚れとかが浮き上がって見える。
本体の色は今回黄色を選択したが、他に緑・灰色がある。
このカバーを移動させることによって落射モードと透過モードを切り替えることができます。
葉の表面を見たりだとか表面を見る系が多いので(僕は)、基本落射モードしか使いません。
スマホアダプターもついてきました。これ最高です。
スライドガラスとカバーガラスのセットです。これを使ってプレパラート(観察用のガラス)を作ります。
すぐに観察できるように玉ねぎの皮のプレパラートもついてきます。
電池はサイドのカバーを押してスライドさせて開けます。
単三電池一本(別売り)です。
LEDライトボタンを押してライトをつけます。
透過モードの場合、こんな感じにプレパラートをセッティングします。
スマホアダプターは接眼レンズに軽く押し込んでやるか簡単にハマります。パチッと。
このクリップの間にスマホのカメラ部分を挟んで撮影します。
これが別売りで購入した観察用プレパラートセットです。
12種類入ってて、以下の種類が入っています。
ミツバチの羽
ミツバチの後脚
ミツバチの触角
ミツバチの口器
蚊の頭
そら豆の根
竹の茎の横断面
グミのりん毛
黄梅の葉の気孔
水草の根の縦断面
実際に観察してみた
どんな感じで観察できるのかをスマホのカメラで撮影してみました。
玉ねぎの皮(100倍)
玉ねぎの皮を200倍に拡大しました。
ミツバチの口らしいですが、よくわかりませんでした。
ミツバチの触角(250倍)はリアルで気持ち悪かったです。
ミツバチの後ろ羽です。
ミツバチの後脚です。
なんかほかに色々撮りましたが、省略します。購入してからのお楽しみですね!
番外編
番外編として、家にあるものを適当に観察してみました。
これが結構楽しい!子供たちとも盛り上がりました。
これ、ハガキです。
マウスパッドです。
僕のチノパン。
じゅうたん(ノミ・ダニが映らなくてよかったです。)
すね毛。
良いところ・悪いところ
良かった点と悪かった点(微妙な点)について説明していきます。
良かった点
まずは普通に楽しくて盛り上がる点です。大人が扱ってあげる必要がありますが、子供たちが次々と観察したいものを持ってきてくれたりしました。
あと現実的なことを言うと、値段が3,000円以内に収まる点です。(顕微鏡のみの場合)
コスパ良すぎです。
あと単三電池が一本だけっていうのもいいですし、軽くて小さいので扱いやすい、持っていきやすいっていう点もプラスです。
当たり前なんですけど、ちゃんと観察できる点も重要なプラス面でした。ピントを合わせて、結構鮮明な映像を見ることができました。
悪い点(微妙だった点)
スマホアダプターによりスマホで撮影ができる点はとても良かったのですが、スマホを支えつつ顕微鏡を持ちつつ、ピントを合わせつつ、倍率も変えたり、プレパラートを動かす、みたいな感じでやる事いっぱいで結構大変でした。
スマホを置くことできる台みたいなのがあれば良いなと思いました。(自分で作ればよいのだが大変)
また、小学校低学年の子でもひとりで観察するのは厳しかったです。高学年でギリギリかなって感じです。
大人が見れる状態までセッティングして、子供に「はいどうぞっ」ってパスしたとしても、ずれて見えなくなったりとかするんですよね。
なのでスマホのカメラで見えるように観察するのがいいと思うんですけど(僕はそうした)、ひとによってはスマホアダプターが簡単に割れてしまった!っていう人がいるみたいです。
感想
結論を一言で言えば、「買ってよかった」なんですが、改めて感想をまとめるておきます。
- 大人でも楽しめる。
- 小学校3年生の姪っ子は喜んで遊んでいた。
- 3歳8か月の息子はプレゼントとしてもらった際、微妙な反応していたが、いざ遊ぶとそれなりに楽しんでいた。
- 子供たちだけで観察するのは無理。せめて中学生。
- プレパラートがずれちゃう。観察物を探すのが大変。
- しっかり操作すれば正確に観察することはできる。
- スマホアダプターは必需品(付属)。ただ壊れたら終わり。
- 小さくて持ち運べる点は最高。そしてコスパも最高。
以上ハンディ顕微鏡を使ってみた感想でした。
もし子供へのプレゼント用として考えている人がいたら参考にしてみて下さい。
動画もあります↓↓
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